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新年のご挨拶

会長 矢野精一

会長 矢野精一

謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
 交通安全協会員をはじめ県民の皆様には、御家族ともどもお健やかな新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 さて、県内の昨年の交通情勢は、交通事故総量の減少に対し、死亡事故が増加しており、中でも、高齢者のかかわる死亡事故が全国の割合を大きく上回り、また、過去4年なかった小学生の死亡事故が発生したことは、誠に痛ましく残念なことでした。
 協会では、本年も、当事者すべてがつらい思いをする事故を1件でも減らせるよう、子供と高齢者を事故から守る活動を重点に、横断歩道における歩行者保護、シートベルトの全席着用、反射材の着用の習慣化等、交通安全の基本の徹底について、精一杯、取り組む所存であります。県民の皆様には、引き続き、協会活動への御理解と御支援を賜りますようお願いを申し上げます。

 なお、私事ではありますが、これまでの交通安全活動が認められ、昨年秋の叙勲で、天皇陛下から「旭日雙光章(きょくじつそうこうしょう)」を賜りました。この栄光は、地元今治をはじめ県下の交通安全協会が一致団結して交通安全活動に取り組んできた賜物であります。この稿をお借りして、協会員をはじめ関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。

結びに、本年が、皆様にとって、交通事故の被害者にも加害者にもならない、明るい1年となりますことを御祈念申し上げ、新年の御挨拶とさせていただきます。

 令和3年元旦

一般社団法人 愛媛県交通安全協会
会長 矢野 精一

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